ボクの一番好きな本は村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」です、多分。
だって、いままで3・4回は読んでるから。
そんなに繰り返し読んだ本はないから。
「風の歌を聴け」を読んだのが18才の時。
それまでは推理小説とSF小説しか読んだことなかった奴が何となく"文学"に触れた時。
それからは、村上龍、島田雅彦、山川健一なんかも読んでみたりして。
もうすぐ40才になる今、まだ読んでるのは山川健一と村上春樹。
読んでるっていっても、今更ながらこの本を読んでるようじゃダメかも知んないけど。。
第1部、著者にしては残酷な描写があって少し驚く。
でもそのあたりから物語は一気にテンションがあがる。
そして第2部まで一気に読み進める。
第3部は。。。破綻してるように思う。
出版年月日を見ると第1部、第2部は同時発売。
第3部はそれより1年以上経ってからの発売。
その間になにがあったのか?
確実にこの作品は第2部までで完結することが出来たのではないか?
第3部は必要だったのか?
おそらくあのような形になった理由があるのだろうが、ボクにはわからなかった。
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