2006/07/21

ねじまき鳥クロニクル by 村上春樹




ボクの一番好きな本は村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」です、多分。


だって、いままで3・4回は読んでるから。


そんなに繰り返し読んだ本はないから。



「風の歌を聴け」を読んだのが18才の時。


それまでは推理小説とSF小説しか読んだことなかった奴が何となく"文学"に触れた時。


それからは、村上龍、島田雅彦、山川健一なんかも読んでみたりして。


もうすぐ40才になる今、まだ読んでるのは山川健一と村上春樹。


読んでるっていっても、今更ながらこの本を読んでるようじゃダメかも知んないけど。。



第1部、著者にしては残酷な描写があって少し驚く。


でもそのあたりから物語は一気にテンションがあがる。


そして第2部まで一気に読み進める。



第3部は。。。破綻してるように思う。


出版年月日を見ると第1部、第2部は同時発売。


第3部はそれより1年以上経ってからの発売。


その間になにがあったのか?


確実にこの作品は第2部までで完結することが出来たのではないか?


第3部は必要だったのか?


おそらくあのような形になった理由があるのだろうが、ボクにはわからなかった。

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